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島崎藤村

とにかく藤村を読んだ人が古今東西に感じるのは、旅情じゃないか

川端康成なんかも本に藤村を読んで旅をしたことを書いているし、
わたしも学生の頃、夜明け前を全編読了した時に
それほどぎらぎらとした思いというわけでもなく
ふと「行って見よう」と思ったりした先立つものがなかったが

藤村が与える旅情というのはとても素朴で、
変な言い方をすれば「何の変哲もない旅情」といった具合だ
だけどその何の変哲もなさこそが、
藤村を読んだ誰しもの足をかの地へ運ばせている気がする
なんだかはっきりとは分からないけれど、
きまぐれに春風にふかれたようで、かろやかでここちよい
たぎるおもいがあるのではないのに、
藤村は、はなさず側に置いておいて、ふと思い出したくなる

それでなんだかふと思い出したので、また藤村を読んでみようかな
そう思うのは多分、季節
「夜明け前」と「破戒」、「千曲川のスケッチ」

島崎藤村のことを考えるとき
血統、血の縛りってものが頭をよぎる
そこから生まれるモノはなんだか、ぽかぁ~んとしているときがある
本人が何を考えていたかを推し量ることはできないのだけど
あの血の縛りから何を想ってこれを書いたのかなあ…と
わかりもしないことをぼんやり考える
そして、いつしか考えるのをやめる

実は弱っているときに
大好きな武者せんせいは読めない
武者小路実篤は大好きだ
好き
ああいうスタンスの人好き
参考記事→「武者小路実篤 」、「進め、進め

でも
まぶしすぎる
わたしはイカロスのように墜落しそうになる
あの太陽を目の前にすると
武者先生はボンボンだしなあ
だからこそのright
90歳まで貫いたそのrightを尊敬してやまない
正しいというのは時に人を追い詰めるものなんだ


島崎藤村は不思議と「ふと」どこかへ
今の現状を「変えよう」でなく「行ってみるか」という気にさせる

わたしをどこかへ連れてって
涼しい風だね
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| 小説 | 03:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

血のことを言えば芥川より島崎藤村のほうがよほど濃いよね。
でも作品はぽかぁ~んとしている・・・納得。

| hina | 2011/11/11 20:37 | URL | >> EDIT

ひなちゃん

> 血のことを言えば芥川より島崎藤村のほうがよほど濃いよね。

確かに…
なにかのみえざる力が働いているかのような連鎖


> でも作品はぽかぁ~んとしている・・・納得。

してるね
そういう人ほど、あまり説明をしないものだ

| おくやぷ | 2011/11/12 09:31 | URL | >> EDIT















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