キサラギ 【映画】
映画「キサラギ」
観たのはけっこー前のことになります
公開時こちらで→「シアターキノ 」
なぜ今頃書きたくなったのか
それはAKB48の、このたびのセンター決めに触発されました
「ジャンケン選抜」
そう、ジャンケンだったのです
≪企画概要≫
>人数が多過ぎるAKB48では、シングル曲は限られた「選抜メンバ-」が歌い、
>さらに限られた「メディア選抜組」だけが歌番組に出演できるというシステムでした。
>ファンによる人気投票でこの選抜メンバーを決めるというのが前回に行われた「選抜総選挙」だったわけです。
>ですが、それでは元々メディア露出があるメンバーがますます有利になって不公平だということで、
>一切の恣意性を排除したじゃんけんで選抜メンバーを決めてみようというのが、
>今回の「じゃんけん選抜」なのです。
>予選を勝ち抜いた研修生4人を含む、52人で組み合わせ抽選が行われ、
>最初っから最後までじゃんけんだけで新曲の選抜と位置取りが決まる。
>この大会が、9月21日、日本武道館にて開催されました。
AKB48は前回、総選挙と銘うって、
投票でセンターやメインを決める…という試みがありました
が
既に、今までのメディア露出によって大まかな結果予想はついてしまいます
革命はない
ところが今回のジャンケン
全くの偶発要素
下克上可能!
持たざるものが皇帝を討つ!
ざわ…ざわ…
だからジャンケンなのかねw
選抜の模様までファンにみせて感情移入させる
アサヤン方式はやっぱ強いスね
アイドルに入れこむ要素は歌やルックスや踊りもありますが
一番の強い要素は物語をみせてもらうことにあると思っています
その人の物語
作られたものであろうがなんだろうが
何に苦しみ何に憂い、そして何を達成するのか
それを一部始終みせる方式は、観客(ファン、ヲタ)をその物語の登場人物にします
だから、完成されたものだけ戴く…という芸能人の方々とはカテゴリが違う
マイケルのThis is itを観て、すごいなって思ったけど、(感想→「THIS IS IT .」)
それに反して、この人(マイケル)は努力や練習の過程なんてみてほしくないだろうな…とも思った
彼は完成されたものを提供するアーティストだから
ある種のアイドルはその成長過程をみせて、「俺が見守ってきた、俺が育てた」という気持ちも提供する
そうするといろんなことが受け入れられてしまう
歌が下手とか踊りがへっぽコとか
それもすべてが魅力
入れ込みの部分がここに偏ると弱点もあります
「裏切られた感」を強く感じ易いことですね
例えば、男女交際、結婚
まーだから、ののたんはアイドルとしては特異だったんだよチリンチリーン
ちなみにわたしはモーニング娘。ってかハロプロ、ののたんです
ぷさんのヲタヲタしさがわかりますYo
いらないですかそうですか
でもわたしは濃い人の中では薄いですよ
まだまだ世の中にはスゴい人がいるんだーわたしは下っ端、若輩…
若くなくても若輩とはこれいかに
もういいですかそうですか
なので、「キサラギ」を観たとき、
わたしはヲタ目線、ヲタ立場で観たし、
彼らがあの、歌のド下手な彼女に入れこむのもよーーーーくわかりました
何年も忘れられないこともね
ずっと掲示板に書き込む…
サイトの運営もする…
アニバーサリーを忘れない…
儀式として行う…
全てヲタとして普通にやる行為
特別でない、当然の在り方
ヲタの中でアイドルが終わるとき
それは死ではないし、彼らはまだ彼女の物語を見続けている
彼らがなぜ謎を解きたいのか
それは、単純に突然の死に対する納得できない想いのほかに、
果たして彼女は自分たちが出演してた物語の主人公のままであったのか…
そこがかなり重要なのだと感じました
みなでそれぞれの知ってる情報をすり合わせ、彼女の軌跡を辿ってゆく
いま、このとき
途切れた物語をヲタである自分たちが繋げようとする作業
悲しみの中でありながら、
彼らは少し、嬉々としていたように私にはみえた
正直、あの中でヲタといえる真のヲタは家元さんだけだよね
だって他、みんな関係者じゃんw
アイドルは、遠くにありて思うもの
そして、たまに握手会へいくもの
よしや
うらぶれて、異土のガたいとなるとても
せめたらいかん、わきまえろ
家元さんのコレクションを断りなく素手で触るような輩はヲタ失格
ヲタとして、それはない
ないわー
だからヲタじゃなかったよな
関係者じゃん←2度目
アイドル好きには(アイドルに限らず)段階があると思うんですよ
カースト的な
家元さんを生粋のヲタとするならば、
恋人の安男、父親のイチゴ娘がわたしの娘的ポジションですよ
ヲタではないけど、よく知ってるっちゅーね
そして、ヲタにはいろんなカテゴリがある
TVで取り上げるのなんて、わかり易くヲタヲタしいのしかあげないでしょ
アイドルヲタでいえばショコタン
可愛いあの人は重度のキモヲタですよ
これ、悪口じゃないよ
ショコタンきいたら誇らしげな顔すると思う
ほめてんだよ
写真しゅうにキスしたり舐めたりするし、
アイドルの靴下の匂い嗅ぎたいとか平気で言うし、
入れ込むこと、熱くなることに迷いがないよ
人の目気にして、自分の好きな人たちを下げるようなことをしない
あんたイカしたキモヲタだよ!
栗山千明ちゃんだってエヴァヲタだし
清々しいほどのヲタ
本物だね
ちょっと知ってて「ヲタでーす」って言ってるレベルじゃねーよ
そういうわけで、メディアのわかりやすいヲタに惑わされんでくださいよ
いろんなのがいるよ
外見も中味もね
熱い魂は共通ね
てっちゃんにもいろいろあるように、
アイドルにも、
・グッズヲタ
・踊りヲタ
・ボード廚
・聖地巡礼、ツアー追っかけヲタ(遠征ヲタ)
・創作ヲタ
いろいろあるのだ
もちろん兼ねることもある
俗に言う、ヲタ
この、○○が好きっていう内訳の層は一般的にメディアへの露出により、
好意を持っている>ライトヲタ>真性ヲタ
…という層に大まかにわかれる
不等号は勢力数です
実際の数的なもの
わたしはなんだかんだでライト層ですね
出てるグッズやCD、関連DVDを買うくらいだとまだライトです
全部買ってたってライト
それはフツーなの
「ヲタ」ならば
真性はこっから全ツアーを追ったりする
とにかく、生活の中でアイドルにかける時間が占める割合と金のかけ方が半端じゃないよ
あくまでも「ヲタ」と呼ぶならね
だからキサラギでは(関係者だけど)ヲタの度合いとしては、
真性とライトが混じっている
む…おまえ…混じってるな
面白い(ミギーっ((>д<))
話戻して
この中の踊りについて
最後に皆で踊ってましたね
踊りヲタじゃなきゃあんなもんですよ
この踊り
アイドルのコンサにいくと、お決まりの踊りとフレーズがある
だから予習必須
しかし、「完コピ」といわれる踊りをできる人はそうそういない
「完コピ」とは完全にアイドルのフリを真似るものです
モーニングはね、
案外踊りが難しくてハードなんだよ
踊ればわかるよ
おニャン子やAKB、古くはキャンディーズ、ピンクレディーさえも、素人が真似しやすいフリだ
(ピンクはフリは簡単でもあの方たちの完成度や華は出ないですスイマセン)
スピードはアイドルじゃないんでしょ?
モーニングの子たちが難しいことをやってたのは踊ってみて初めてわかる
しかし、みてて差がわからんってのもある意味すげーおなw
感じさせないっちゅーの?
アイドルに徹してるというか
安易にアー系にいかないというか
チープ感こそ、歌って踊るアイドルの真髄!
だからキサラギの如月ミキちゃんなんて、
ほんと入れ込む対象だなと
他の人が、えー?!って言ったって俺は彼女についていく!俺が支える!
…という気持ちになるだろう偶像をうまく描いてると思う
コンサの観客席のフリは、アイドルのフリとは別なことが多いのです
OD(オーバードルフィン)、OAD(オーバーアクションドルフィン)、
ロマンス、PPPH(パ・パパン・ヒュー)、マワリ、マトリックスなどなど
こんなことはアイドル自身はやらん
ヲタ芸だ
わたしが思うハロプロでのヲタ芸最高峰とは
すいを集めていると思うのはミキティの「ロマンチック浮かれモード」だ
これではほとんどの芸が打てる
そのヲタ芸を打つにも、
会場のノリと一体になるのみ、(つまりヲタ側のフリを追える程度)が目的の人と、
完全に一糸乱れぬヲタ芸を打つのが目的の人がいる
正直、ヲタ度にやや比例はしても、絶対条件ではないと感ずる
そういう意味で、終盤の踊りのシーンもそれぞれのヲタ傾向を現すシーンだと思ったし、
濃さにバラツキがあるコンサ会場もこんなもんで、
うん…彼はヲタ席、彼は招待席、彼はファミリー席ね…なんて勝手に想いを馳せたりした
制作側がどこまで考えてやったとか知らんけどね
内容の感想については語り尽くされ、書き尽くされてる感があるので、
ヲタ視点に絞ってキサラギのことを考えてみた
映画は面白くて満足のいく一品でした
ミキサマミキサマお仕置きキボンヌ
(ハイっ)
観たのはけっこー前のことになります
公開時こちらで→「シアターキノ 」
なぜ今頃書きたくなったのか
それはAKB48の、このたびのセンター決めに触発されました
「ジャンケン選抜」
そう、ジャンケンだったのです
≪企画概要≫
>人数が多過ぎるAKB48では、シングル曲は限られた「選抜メンバ-」が歌い、
>さらに限られた「メディア選抜組」だけが歌番組に出演できるというシステムでした。
>ファンによる人気投票でこの選抜メンバーを決めるというのが前回に行われた「選抜総選挙」だったわけです。
>ですが、それでは元々メディア露出があるメンバーがますます有利になって不公平だということで、
>一切の恣意性を排除したじゃんけんで選抜メンバーを決めてみようというのが、
>今回の「じゃんけん選抜」なのです。
>予選を勝ち抜いた研修生4人を含む、52人で組み合わせ抽選が行われ、
>最初っから最後までじゃんけんだけで新曲の選抜と位置取りが決まる。
>この大会が、9月21日、日本武道館にて開催されました。
AKB48は前回、総選挙と銘うって、
投票でセンターやメインを決める…という試みがありました
が
既に、今までのメディア露出によって大まかな結果予想はついてしまいます
革命はない
ところが今回のジャンケン
全くの偶発要素
下克上可能!
持たざるものが皇帝を討つ!
ざわ…ざわ…
だからジャンケンなのかねw
選抜の模様までファンにみせて感情移入させる
アサヤン方式はやっぱ強いスね
アイドルに入れこむ要素は歌やルックスや踊りもありますが
一番の強い要素は物語をみせてもらうことにあると思っています
その人の物語
作られたものであろうがなんだろうが
何に苦しみ何に憂い、そして何を達成するのか
それを一部始終みせる方式は、観客(ファン、ヲタ)をその物語の登場人物にします
だから、完成されたものだけ戴く…という芸能人の方々とはカテゴリが違う
マイケルのThis is itを観て、すごいなって思ったけど、(感想→「THIS IS IT .」)
それに反して、この人(マイケル)は努力や練習の過程なんてみてほしくないだろうな…とも思った
彼は完成されたものを提供するアーティストだから
ある種のアイドルはその成長過程をみせて、「俺が見守ってきた、俺が育てた」という気持ちも提供する
そうするといろんなことが受け入れられてしまう
歌が下手とか踊りがへっぽコとか
それもすべてが魅力
入れ込みの部分がここに偏ると弱点もあります
「裏切られた感」を強く感じ易いことですね
例えば、男女交際、結婚
まーだから、ののたんはアイドルとしては特異だったんだよチリンチリーン
ちなみにわたしはモーニング娘。ってかハロプロ、ののたんです
ぷさんのヲタヲタしさがわかりますYo
いらないですかそうですか
でもわたしは濃い人の中では薄いですよ
まだまだ世の中にはスゴい人がいるんだーわたしは下っ端、若輩…
若くなくても若輩とはこれいかに
もういいですかそうですか
なので、「キサラギ」を観たとき、
わたしはヲタ目線、ヲタ立場で観たし、
彼らがあの、歌のド下手な彼女に入れこむのもよーーーーくわかりました
何年も忘れられないこともね
ずっと掲示板に書き込む…
サイトの運営もする…
アニバーサリーを忘れない…
儀式として行う…
全てヲタとして普通にやる行為
特別でない、当然の在り方
ヲタの中でアイドルが終わるとき
それは死ではないし、彼らはまだ彼女の物語を見続けている
彼らがなぜ謎を解きたいのか
それは、単純に突然の死に対する納得できない想いのほかに、
果たして彼女は自分たちが出演してた物語の主人公のままであったのか…
そこがかなり重要なのだと感じました
みなでそれぞれの知ってる情報をすり合わせ、彼女の軌跡を辿ってゆく
いま、このとき
途切れた物語をヲタである自分たちが繋げようとする作業
悲しみの中でありながら、
彼らは少し、嬉々としていたように私にはみえた
正直、あの中でヲタといえる真のヲタは家元さんだけだよね
だって他、みんな関係者じゃんw
アイドルは、遠くにありて思うもの
そして、たまに握手会へいくもの
よしや
うらぶれて、異土のガたいとなるとても
せめたらいかん、わきまえろ
家元さんのコレクションを断りなく素手で触るような輩はヲタ失格
ヲタとして、それはない
ないわー
だからヲタじゃなかったよな
関係者じゃん←2度目
アイドル好きには(アイドルに限らず)段階があると思うんですよ
カースト的な
家元さんを生粋のヲタとするならば、
恋人の安男、父親のイチゴ娘がわたしの娘的ポジションですよ
ヲタではないけど、よく知ってるっちゅーね
そして、ヲタにはいろんなカテゴリがある
TVで取り上げるのなんて、わかり易くヲタヲタしいのしかあげないでしょ
アイドルヲタでいえばショコタン
可愛いあの人は重度のキモヲタですよ
これ、悪口じゃないよ
ショコタンきいたら誇らしげな顔すると思う
ほめてんだよ
写真しゅうにキスしたり舐めたりするし、
アイドルの靴下の匂い嗅ぎたいとか平気で言うし、
入れ込むこと、熱くなることに迷いがないよ
人の目気にして、自分の好きな人たちを下げるようなことをしない
あんたイカしたキモヲタだよ!
栗山千明ちゃんだってエヴァヲタだし
清々しいほどのヲタ
本物だね
ちょっと知ってて「ヲタでーす」って言ってるレベルじゃねーよ
そういうわけで、メディアのわかりやすいヲタに惑わされんでくださいよ
いろんなのがいるよ
外見も中味もね
熱い魂は共通ね
てっちゃんにもいろいろあるように、
アイドルにも、
・グッズヲタ
・踊りヲタ
・ボード廚
・聖地巡礼、ツアー追っかけヲタ(遠征ヲタ)
・創作ヲタ
いろいろあるのだ
もちろん兼ねることもある
俗に言う、ヲタ
この、○○が好きっていう内訳の層は一般的にメディアへの露出により、
好意を持っている>ライトヲタ>真性ヲタ
…という層に大まかにわかれる
不等号は勢力数です
実際の数的なもの
わたしはなんだかんだでライト層ですね
出てるグッズやCD、関連DVDを買うくらいだとまだライトです
全部買ってたってライト
それはフツーなの
「ヲタ」ならば
真性はこっから全ツアーを追ったりする
とにかく、生活の中でアイドルにかける時間が占める割合と金のかけ方が半端じゃないよ
あくまでも「ヲタ」と呼ぶならね
だからキサラギでは(関係者だけど)ヲタの度合いとしては、
真性とライトが混じっている
む…おまえ…混じってるな
面白い(ミギーっ((>д<))
話戻して
この中の踊りについて
最後に皆で踊ってましたね
踊りヲタじゃなきゃあんなもんですよ
この踊り
アイドルのコンサにいくと、お決まりの踊りとフレーズがある
だから予習必須
しかし、「完コピ」といわれる踊りをできる人はそうそういない
「完コピ」とは完全にアイドルのフリを真似るものです
モーニングはね、
案外踊りが難しくてハードなんだよ
踊ればわかるよ
おニャン子やAKB、古くはキャンディーズ、ピンクレディーさえも、素人が真似しやすいフリだ
(ピンクはフリは簡単でもあの方たちの完成度や華は出ないですスイマセン)
スピードはアイドルじゃないんでしょ?
モーニングの子たちが難しいことをやってたのは踊ってみて初めてわかる
しかし、みてて差がわからんってのもある意味すげーおなw
感じさせないっちゅーの?
アイドルに徹してるというか
安易にアー系にいかないというか
チープ感こそ、歌って踊るアイドルの真髄!
だからキサラギの如月ミキちゃんなんて、
ほんと入れ込む対象だなと
他の人が、えー?!って言ったって俺は彼女についていく!俺が支える!
…という気持ちになるだろう偶像をうまく描いてると思う
コンサの観客席のフリは、アイドルのフリとは別なことが多いのです
OD(オーバードルフィン)、OAD(オーバーアクションドルフィン)、
ロマンス、PPPH(パ・パパン・ヒュー)、マワリ、マトリックスなどなど
こんなことはアイドル自身はやらん
ヲタ芸だ
わたしが思うハロプロでのヲタ芸最高峰とは
すいを集めていると思うのはミキティの「ロマンチック浮かれモード」だ
これではほとんどの芸が打てる
そのヲタ芸を打つにも、
会場のノリと一体になるのみ、(つまりヲタ側のフリを追える程度)が目的の人と、
完全に一糸乱れぬヲタ芸を打つのが目的の人がいる
正直、ヲタ度にやや比例はしても、絶対条件ではないと感ずる
そういう意味で、終盤の踊りのシーンもそれぞれのヲタ傾向を現すシーンだと思ったし、
濃さにバラツキがあるコンサ会場もこんなもんで、
うん…彼はヲタ席、彼は招待席、彼はファミリー席ね…なんて勝手に想いを馳せたりした
制作側がどこまで考えてやったとか知らんけどね
内容の感想については語り尽くされ、書き尽くされてる感があるので、
ヲタ視点に絞ってキサラギのことを考えてみた
映画は面白くて満足のいく一品でした
ミキサマミキサマお仕置きキボンヌ
(ハイっ)
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