as soon as

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

村上たかしさんのこと

前記事→『星守る犬


この方との出逢いはこれでした
o0240032010403883650.jpg


YJで連載されていた、
『ナマケモノが見てた』



下系のギャグマンガ
下の分類としては小学生が大好きそうな下ネタです



ギャグマンガ系の方はサブカルの方向へいく傾向が見受けられます

この方は愛にむかいました


結婚して家族を持ち、かなり作品傾向が変わったと思います


村上さんの奥さん、
佳代ちゃん

佳代ちゃんはネタの宝庫で、
ネタが出ないときは嫁をしばらく観察する


そんなしてライフ系の4コマ誌で連載していたのが

『ほんまでっせ お客さん』

ほんまでっせお客さん (2) バンブー・コミックス/村上 たかし
21V93PYTQFL__SL160_.jpg

¥620
Amazon.co.jp
所有してますが貸し出し中のためamazonより




この話は100%実録です

おおざっぱに説明すると、
結婚後に佳代ちゃんの体重が増えてゆく様子を観察してます
タイトルに○キロ増、現在、○○キロといつも注釈が入っており、かなり赤裸々

赤裸々というか身もふたもないというかフルワイドオープンとおりこしてるというか

中身はおっかしいのですが、
ところどころにひょいと現れる、
佳代ちゃんの村上さんへの気持ち
村上さんの佳代ちゃんへの気持ち

歯に衣着せない
着せなさすぎるやりとりの中に、
お互いを必要としおもんばかる気持ちが垣間見えます

ほんまでっせの中で一番覚えているのは、
佳代ちゃんが、


もしわたしが死んだら骨を標本みたいにして、しばらく一緒に暮らしてほしい


と言った言葉を受けて、村上さんが真剣に方法を考えるエピソードです

。。oO(死体遺棄はなんとかなるやろ…)

いやーなるかあ?!って思ったけど、
あ、真剣だなって伝わりました

普段、そんな甘い雰囲気の描写はない
笑いに厳しい嫁ちゃん
周りの仲間たち

だけど寂しがりやの佳代ちゃんの望みを
絶対叶えたいと思う、真剣に受け取るところ
なにげなく当然の如く

村上さんの佳代ちゃんに対する想いをみた気がしました



この後に読んだのがこれ
o0240032010403881601.jpg

村上さんは笑いの中に
淡々とですが
たまに自分の「家族」というものへの接し方を話しています

以下、
『くう・ねる・そだつ』の中より抜粋

楽しいことも辛いことも
いくつもふたりでいっしょに経験するうちに---

わたしは---
生まれて初めて---
他者に対して「家族」という感情を持った

わたしが育った家庭は
残念ながら
こういう「愛着」みたいなものを
育む環境ではなかったので
これは初めての体験だった

生まれた時から与えられてたものじゃない---
自分たちの力で
悩んだり努力し
関係を作り上げて得た
初めての家族---

それは楽しくて
あたたかくて
わずらわしくて
はずかしくて
たのもしくて
とても
とても「いいもの」だった

そしてなぜか
血も繋がっていないのに
彼女とは一生離れないという確信

私はこんな「家族」をただただ純粋に
もっと増やしたいと思った


抜粋終わり



結婚して4年目の独白
ここだけ抜き出しても本当は伝わりにくいかもしれません
これはみんなもそうしろとかは全く言っておらず、
家族というものに愛着がもてなかった自分が
愛着を感じるようになった
それは、佳代ちゃんのおかげだ…ということだけ伝えています


その後、作品はどんどん変化してゆきました

ナマケモノの頃のギャグマンガを描いていたときは、
身内ネタを一切やらなかった村上さんが、
いろんな方面へ漕ぎ出し、
自分の内なるものを前より衒いなく出していると思います


以前に紹介したことがある『ぱじ』
o0240032010403882405.jpg

関連記事→「パコ漁にて目覚める


これはもっともっと読める機会が増えたらいいと思うのですが、
現在在庫切れ、増刷予定なし
事実上、絶版です
高いものでは現在定価の4~5倍の値段
新品でなければもっと安価であるかもしれません
ただし、中古はバラツキがある模様


わたしが増えてほしいのは「機会」です

読みたいと思ったなら手にとる
興味がなければ手にとらなければいい
その、
手に取ること自体のハードルが今は高い

初版以外はすぐ絶版になってしまっていた、こうの史代さんも
『夕凪の町 桜の国』以降はこの作品がきっかけとなり、
本を探すのに苦労しなくなりました

なので、前記事の、『星守る犬』がきっかけとなり、
『ぱじ』が文庫化したり、増刷されるといいなあと
思っています

いろいろ書きましたが、単純です

なんかいい

読んでると
笑って
涙がでて
そして微笑む
あざとくはないです

わたしはそうは感じない

泣いて笑います

そして、これからも応援しようって思います


つまり、この人には実弾です
これからも、みてゆきたい漫画家さんです

関連記事
スポンサーサイト

| 漫画・アニメ・TV・特撮 | 06:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://okuyapu.blog.fc2.com/tb.php/39-4e084f5f

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。