009 RE:CYBORG 【映画】
しかし他の人間がつくればそれは同人だ
石ノ森先生の結末ではない
草稿があったのかなかったのか
天使編、神々編、石ノ森先生は何度この結末を先送りにしてきただろう
描くこと決着をつけることから逃げていたのではなく何度もリトライし何度も凍結している
いかんせん人間の想像力は無限であり有限だ
わたしには石ノ森先生の結末は思いつかない
物事にあるひとつの区切りをつけることは難しいことではなく
おざなりな結末でよいのならいくらでも終焉を迎えることは可能
それを良しとしなかったからこれだけ引き伸ばされたのだと自分は思っている
石ノ森先生の漫画の中には宇宙がある
内宇宙
思考の中の宇宙
想像と破壊の繰り返される中でそれを進化と呼ぶのだと
レミングとなってその意思に無意識のうちに動かされる自分をそのとき知ることはない
動いた後に
やがてずっと後に知る
それが「神」の存在なのか
知ることもできない理解もできない
その大きさだけを感じる
石ノ森の結末をみたかった
これもやがてずっと後に
思うことのひとつだ
さて
同人として
おもしろかったです
世界観がとても石ノ森ワールドだと
自分は感じました
哲学、宗教、宇宙
結末は、上記のとおり、
石ノ森先生の結末以外を受け入れる気がありません
永遠に決着がつかないままです
あと
ジョーをかっこいいと思ったことがいまだかつてなかった自分ですが
今回のジョーはかっこいい、と思いました比較的
もちろんダントツにかっこいいのはジェロニモです
異論は認めますが聞き入れません
以上
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ジエロニモ
008以外は活躍の場があって003がエロエロなのは良かったです。006と007のギャグメーカーとしてのスタンスがないのは何か狭い感じがしました。リアルに近づける為に詮無き事なのかもしれませんが。あ、でも、実写化するよりはよかったのか。実写化したら006サモハンとかかもなあ。
| ふじき78 | 2012/11/16 23:53 | URL | >> EDIT