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岳 -ガク-

これ久美ちゃん主役じゃね?

110507_2037_01.jpg


念願の「岳」を観た

初日のレイト
なかなか入っている
客層は若いおねーさんから還暦すぎた方まで
わたしはちなみに、
原作ファン層、山みたい層です


観る前に、フラットな気持ちで観よう、と
わざわざ決意をした

例えば
話の設定、エピソード
もろもろ相違があってもそこは映画を初めて観た感じでいきたい

まあつまり防御策です


奥穂高、西穂高
ああ山はいいね
アルプスってなんてずっとみていたくなるんだろう

山の景色が出るたびにこう思う

その中で人間ドラマが展開される

最初にひっかかったのは三歩のすごさを示すセリフ

要救助者がクレバスに落ちてはさまり、
その場所までいって救助隊が救助するのには、時間的猶予がなかった
要救助者の生存の可能性という意味で

そこで
「あいつがいる」
あの男がいる
島崎三歩がいる
…とつぶやく長野県警山岳遭難救助隊のチーフ、野田(佐々木くらのすけ)

というところから映画は動き出す

救助隊よりも先に要救助者を助ける三歩
掴みはOKだ

そこで救助隊の一員、阿久津がでかい声でこう言う
「ほんとに助けちゃったよ!」

要救の前であんなでかい声で
たすけちゃったよ!ってイウカネ? あくつ
あくつだからか?
小声でやればまだ納得

わかりやすく三歩のすごさを表現しようとして軽率な演出じゃ?
山岳救助の方々をさげないでね
さげないでも三歩をあげることできるでしょ

最初にひっかかったのは…と書いてこの最初がひっかかってるなら
かなり最初からひっかかってるじゃん


そんな感じでひっかかりながら進んでいった


ああ山はいいねえ
ここは上高地ね
ああーいいわー

山荘のおばちゃんもいい

山の映像が出てくると顔がほころぶ


しかしこれ
人間ドラマの部分になるとまたちょっとひっかかってくる

山岳救助の人たちはプロフェッショナルだよね
実らなければいい努力を日々し続け、不測事態に備えている
その中で久美ちゃんは命令違反しすぎじゃね?
組織ってこんなもんじゃなかろ
技術や心構え
だんだんできてゆくものもある
でもまず、警察や消防や自衛隊などは、命令を遵守することを叩き込まれないかい
基礎の基礎では

できるできるってできないのが一番困る
野田チーフがその部分の、
抑える、堪える、二次遭難を防ぐための救助を打ち切る決断をする
この苦渋の決断を匂わせるのがチーフである野田が一手に引き受けていたわけだけども
組織の苦悩という部分

原作どうこうって話じゃなくて、
映画としての役柄としてわかってなさすぎな感を受けた
(そこは成長物語を主にしていると捉えまして補い)

セルフィッシュな行動が人を救うときもある
単独先行じゃなければ救えない時もある
でも組織は勝手な行動をできないものだ
ましてや、実力のない者に人は救えない
気持ちだけじゃダメ
実力があっても山は厳しい
死がそばに存在している

そこを超えるのが三歩なんだよ
彼は山にすみ、山に生きる、
組織の一員じゃない山岳ボランティアだから


戯曲や物語の手法に、
デウス・エクス・マキナというものがある

これは「機械仕掛けの神」という意味

もうだめだ
絶対絶命だ
そんなときに、救いの手が現れて、
一気に終息に向かう

このカタルシスを違和感なく発揮させるには世界観が重要となる
必然性のない、あまりに唐突な、もしくは運だけに頼ったものには
納得させる力がない

最近でいうと、
トイストーリー3の焼却場のシーン、
キックアスの、HGが乗り込んだ後のキックアス登場シーン、
あそこはまさしく、
デウスエクスマキーナ!と叫んでしまうくらいのカタルシスだ

その力を発揮するにはそれなりに伏線をはり、
世界観に納得していないとわたしはただのご都合主義に感じる

この三歩という人物
まったくマキーナ(機械)ではないのだが、そんな気分になるヤツだ

三歩なら
三歩ならなんとかしてくれる
あいつならきっと助けてくれる

でも、この映画は、
三歩のすごさが伝わらない
言葉でしか伝わらない
最初にひっかかったというセリフ
ここでもそうだが、周りの人間があいつはすごいよ、と話す
それが目にみえまへん
スーパーはスーパーなんだけど、
なんでスーパーなのかって点が納得しづらい


これだけだと、いちゃもんつけてるだけみたいなんで詳しくその理由を

いくつかのエピソードがはいっているので、
三歩が救助する場面がたびたびみられる

あの広い山で
ひどい吹雪の中で
雪崩にうもれながら
なぜ三歩は人を助けられるのか
(あの雪崩では通常助からないと思いますが…ここは映画演出)

例えば、
スノボで遭難した人を探すときに、
三歩は、
2人のうちどっちがうまかった?とか
右と左、どっちのターンが得意だった?とか
具体的にたずねるのだ
そういった視点、観点から遭難者の足跡を辿る

当てずっぽうの勘じゃない
luckじゃない
山と共に生きてきて、山を登る人をみてきた彼の積み重ねたもの
机上の空論じゃないしっかりと積まれた経験値
世界の山々にアタックしてきた技術と知識
それが活かされて
体力満々のあの元気が支えて
そしてみんなの心に、
彼ならやってくれる
という気持ちが生まれる

この映画だけ観るとですね、
そのノウハウがあるんだかないんだか
運でみつけてるんだかなんなんだか
とにかくすごいヤツだな~ってみんな言うからそうなんだろうけど?
あまり伝わらなかった

三歩はきっとやってくれる…かも?みたいな疑問形

むしろ、久美ちゃん(長澤まさみ)のが
おーがんばってるな、と

三歩役の小栗さんもとてもがんばっていると思うんだよ
ロッククライムするときの腕とか指先
ふくらはぎを見ると、訓練したんだろうなと思う
雪焼けした顔
これは小栗さんも長澤さんも

がんばってることって必ず報われるか?
そんなことはない

厳しいものにトライしたな、とは思う
それ以上に納得させるものがなかった

山の険しい道を軽々あるく軽快感
ならば悪天候でも、最悪の状況でも
三歩なら助けてくれるだろう

…とは思えなかったね
小栗さんの足取り


久美ちゃんのエピソードがかなり加えられて、
映画では主役は久美ちゃんでないかいと思う

この映画特有の設定をいれるのも悪くない
ならばこの世界観に納得させてほしい

冒頭で、救助隊のみんなが三歩の話をいろいろする
久美ちゃんの歓迎会
酒を交わしながら三歩の話をする

あいつは山バカだ
山にすんでいる
住所不定
住所は山
山だいすき
すごいやつだよ

それが映像で伝わんない

なんで伝わんないかというと、
こういう説明セリフだけで、実際救助するシーンは見つけたところまでやって、
すぐに救助された後のシーンに切り替わるから

伝わらない詳しい理由とはこれです

三歩の救助シーンを盛り込んでいるのに、
シーンの切り替えで、その後…という展開が多いので、
あれ?救助したんだいつの間に
って感じを受ける
そのすごいシーンを撮るのは確かに大変だろう
要救助者のところまで辿り着くことよりも、
その後、要救助者をつれて帰ることのほうがもっと大変で
そこがポカっと切られてる救助シーンが多い
辿り着いて、さてその後…麓まで着きました、病院に収容されました
これを繰り返す

冒頭で救助隊の面々に言わせた三歩の特性
それがセリフのみで終わってしまっているように感じる

ここは原作読んでる読んでないは関係ない
映像ですごいと思わせてほしいと言うのは原作未読でも思うこと
そんな男だ、と冒頭で説明してるんだからね


※ 追記

それと、原作を読んでなくて映画だけみても疑問に思っただろうこと
特に感じたもう一か所
救助隊の描き方に疑問がある
この作品の舞台は長野
長野の救助隊と言えば、日本最高峰に位置する救助隊だと思う
その他、この付近の、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、谷川岳
ここら付近を担当する救助隊の方々は、図らずも経験値を積んでしまう
要請件数が桁違いだから
自分は山もののドキュメンタリーが好きで、
あと、雪崩の威力のドキュメントや青少年科学館などの雪崩体験なども
好きでみにいったり体験したりしている(ちなみに体験施設の名は「ナダレンジャー」おいw)
関連記事→「ワンダー×ワンダー
他にも、「山岳レスキュー隊、出動せよ!」なども、
一年間の密着取材を放送したすぐれたドキュメントだ
■内容
山岳遭難が増えている。その実態は登山者自らが応急処置すべき軽傷や、
単なる疲れでSOSするケース。中には救助ヘリをタクシーがわりに使うケースも…。
カメラは日本一遭難事故が多い長野の山を守る県警山岳遭難救助隊に1年間密着。
お手軽登山が引き起こす問題点を探る。


このように、他の地域とは桁違いの厳しさ、件数の多さの中で、
切磋琢磨、技術研鑽されてゆく救助隊の、「技術面」じゃなくて「意識面」
そこの描き方がいやなのだ
隊長が救助の打ち切りを判断する状況は少なくないだろう
新人とはいえ、技術はなくとも隊長の命令に逆らい過ぎる
全体的に落ち着き、冷静さがない

三歩が雪崩直撃で生きていることもそう
(これは完全に映画設定、辻褄があわなくなっているのは全て映画独自エピだ)
隊員が隊長の判断に疑問を持つこともそう
(ここも映画の独自設定)
原作にないエピソードをいれて、そこが疑問点に直結している
しかし、岳じゃない、と思えば目をつぶれる部分でもある
ぬるいはぬるいが

野田チーフも表面的に熱すぎ
奥に熱いものを秘めながら、冷静にことを運ぶ
その判断は、チーフとの信頼関係があれば逆らうことはないと思う
判断する、ということは、打ち切ることによる自責の念をチーフが負ってくれてると言うこと
そんな信頼関係がみえにくい

※ 追記おわり



三歩はデリカシーがないわけでなく(ないときもある)
いろんなこと乗り越えてあのストレートな言葉がでてくる
言うべき言葉じゃないものは出てこない
ほんとにほしい言葉をいう

そこが上滑っちゃっている

小栗さんの三歩はどうもシチーボーイで
無邪気を演じているように感じる
うがった見方だろうか

小諸なる古城のほとり、雲白く遊子悲しむ
長野に縁の深い、島崎藤村の詩の一節である
これをこの映画の三歩に感じない



岳をみてなにを思うか


わたしは岳を思い出す時になにを一番おもうかというと、

「また山においでよ」

これなんだよね

ここは人によって、
生きて帰ろうだったり
山に捨てていけないものはゴミと命だったり←映画でプッシュでした
まあいろいろでいいと思う

テーマとは…と大きく出るんじゃなくてね、
岳を思うとき、ふっとほころんで
「また山においでよ」って言われている気分になる


これも、この言葉の後ろにはたくさん背負っているものがある
毎年出る遭難者
準備が万端じゃないために起こる事故もある
万端にしてても起こる事故もある
要救の人たちは、こんなに迷惑かけてすみませんという気持ちになる
もちろんいろんな人がいるからそればかりではなくて、
救助隊を逆恨みするような状況もある
命を懸けて救助に従事しても、報われることばかりじゃない
待っている者の中には、
山に登ることを心配しておかしくなりそうになってる人もいる
怪我をする
命を落とす
そんな可能性が無いものじゃない
山岳登山

それを三歩はずっとみてきて
自分の背中で死んだ人を何人も担いできて
それでも言うんだ

「また山においでよ」って

父親が山で死んでひとりになってしまったナオタにも言うんだ

「あの頂上でオトコメシを食べよう」って


それは自己悲哀にくれずに救助をこなし、
それでも笑顔を放つ三歩が
いままでに様々なものを受け入れてきた過程があって
初めて言葉に力が宿る


それが

かるっ

軽い


一応、山にまたおいでよっていうセリフははいっている
どうにもバックボーンが薄くてなかなかズンとこない


ああでも山はいい

なんて素敵な映像

最後の映像もいいね
槍がみえる


もうさ、山だけ2時間映しててもいいよわたしは


そういうわけで、山は100点

山に助けられてる映画


評価は普通
山があるからプラス




以下、追記




久美ちゃんがGショック携帯の赤を使っていた
おっそろーおっそろー
わたしもGの赤です( ´∀`)
そりゃ山じゃあれだしょ
あれしかないっしょ

三歩なら緑が合いそう
でも三歩は携帯もってないもんね!無線はあるがw

映画だけだと三歩が何で生計を立てているのかわからないという人が多い
ですよねー

三歩はお金を必要とする生活をしてません
本当に山に住んでます
ほんとに
テレビもネットも当然ない
必要ない
無線はあるがw

テントで寝起きすることもあるし、
冬は岩陰にイグルーで過ごし
ストーブなども置いて
タテアナ式住居的生活をしてます

で、
お姉さんもいます
たまに会います(上田市で)

どうしてもお金が必要なときは、
街におりてバイトをしたり←高所が平気な特性を活かしビルの窓ふき
その他もろもろバイト
山荘の修理や
山岳救助の手当←ボランティアの方々に支給されるもの
ただし、依頼されないで勝手に救助にいくときもあるので必ずしもいつも貰ってない
お金が必要なとき←コーヒー豆が切れそうなとき
でも、豆が切れるってことは要救の出動が少ないということ
だからお金が切れそうでもニコニコ

あとは、山に訪れる人々が
三歩にあいたい
三歩にあれを食べさせてあげよう←おみやげ
三歩はこれ使うかな←日常生活品

そんなこんなでまかなえちゃってます

ありうる話だと思います

漫画が原作だからこんなに突っ込みどころが…というならば読んでみて
突っ込みどころは映画の方が多い

というよりは
映画が突っ込みどころあるつくりなんだよ

自分の目で確かめる
それが一番確かなこと

それでも所詮漫画と思えば、それはそれぞれの感性の違い
本当に読んで言うなら、その意見にはまったく異論はありません
関連記事
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COMMENT

こんばんは

おくやぷさん、こんばんは!

原作未読なんでなんなんですが、映画は三歩の、というより、久美ちゃんの物語だなと思いました。
人を救いたいという思いは強くて、でもそれが上滑っちゃって、山を前にしてどうしようもないほどの無力さを感じてしまう。
それでも、それに向き合えるか、どうかというのがたぶんプロなのでしょう。
それに久美が気づいていく過程が描かれ、そこにジンときてしまいました。

| はらやん | 2011/05/08 18:57 | URL |

こんばんは♪

お引越し先へさっそくお邪魔します~!

私がやや引っ掛かったのは、主要人物たちが危険を冒して無茶をする傾向です。二次災害を起こさないための苦渋の決断をきちんと描く作品もあるのに対し、本作では三歩も久美もヘリパイも無茶が過ぎるよなあと。
ただ、これを全否定してしまうと作品としてのスリルや面白みに欠けてしまいますから、作り話として辻褄が合うのならアリだとも思います。

私も主役はむしろ久美ととらえながら観てました。原作コミックは全くの未読なので、そちらで彼女がどれだけのウエイトを占めるのかはわかりませんが、本作は彼女の成長物語という番外編みたいな感じでもあるんでしょうかね。(ちがうか・・・)

| SOAR | 2011/05/08 22:20 | URL | >> EDIT

>はらやんさん

こんんばんは( ´∀`)

久美隊員のエピソードが多く、気持ちの変化とともに
成長を追っていったので、彼女がメインのようでしたね
父のエピソードなど、映画で追加していたので、
ああここがメインなんだな…と途中から思いました
プロとアマチュアの差を説く牧さんも良かったですね

わたしはちょっと複雑な感じでした
いいところもあるけど、うーん(-_-) と思う
山が素晴らしくて最終的に終わった後はよいという…
複雑です( ^皿^)

| おくやぷ | 2011/05/08 23:13 | URL |

>SOARさん

こんばんは~( ´∀`)

そうですね、原作だとその辺はきっちりなんですよ
久美ちゃんは確かに葛藤があるのですが、
できるできる詐欺はしないし、組織はもっときっちり描かれてます
でも映画として盛り上げるには使いやすいポイントなのかなーとも思います
(組織の中の苦悩、そして勝手な行動←パターンですよね)
ヘリパイの人はあんな無茶けっこうしますね←民間だからか
やんねーぞ、といいながら
小パイもすごくいいのですが、映画はあまり前面に出ていませんでした

淡々としてるんですよね原作
だからいいというか
いろんなものを背負ったうえで笑顔
でもこれは積み重ねによるものかなと思うので、2時間で描くには確かに
久美ちゃんの成長物語の方がおさまりもよく盛り上がる

途中から、久美父のエピがでてきて、
あれは映画設定なので、こりゃ久美ちゃんでいくんだなーと

番外編というか特別久美編( ^皿^)

| おくやぷ | 2011/05/08 23:27 | URL |

うむむー

岳って、語るより感じろ!!って
要素が強い漫画かと思ってましたー。

三歩の考えとか、想いとか、
がっちり説明してるわけではなくて
読み手も感じて、考えて、絵と間合いで判断してちょ的なかんじで。

あの空気感は大事かと。
でもあれはむずかしいのかなあ。
よつばと、とはちがう空気感のむずかしさです。
三歩の空気感って3、4巻まで通して読まないと
つかめない気がするのです。

三歩がこういう人なんだ、ってのをつかむまでに
わたし時間がかかりました笑


くみちゃんメインなのですねー。
長澤まさみががんばるわけだー笑



うろ覚えですが、
エベレストにアッタクした友達?先輩?
が亡くなった話でしばらくひきずりました。

岳を読んだ後はしばらく殻にこもります笑


話はずれますが、キックアス見てみたいです。
最近よくきくのでミーハーで、見てみたくて。
GEOさがしにくくてだめですーーー

| モラン | 2011/05/09 20:43 | URL |

>モランさん

それはね、みつかりません

なぜならキック・アスはツタヤ限定なのです
ツタヤでしかレンタルしてない
キック・アスが借りられるのはツタヤだけ!
ということでツヤタにGO!
ちなみにファンボーイズもツタヤだけです
独占禁止法は無効です(-^□^-)

この映画
悪くないのですよ
でも岳のよさが出ているかと言えば
わたしはNOだと思います
三歩の描写が足りない

だいたい、本文に書ききったと思うのですが
なんというか
足りないんです

映画をみて、三歩を超人だと思ってしまうなら
それは映画の三歩描写が足りてないのだと思います

あと、
無謀すぎる三歩とかは
なにかが違う
彼は無理なときは捜索を打ち切るときもあるし、
山に対する敬意というか畏怖というか
そういったものも軽いんですわ

野田チーフも
もっと冷静に描いてよかったんではとか
実際熱い男だけど、組織にいるときは私情を出さないし
組織はもっとしっかり冷静に描かれていると思うのですよ
三歩をあげるために組織描写をさげる手法は好みじゃない
三歩が柵のないポジションだ、という特性だから、
そこは逆に県警の救助隊までそれに乗せなくていいわけで
対比をもっと出した方が良いと思ったな

みんな熱いんですよね平均
この映画の登場人物

その中で三歩はひょうひょうとした面を強くプッシュされている
背負っている部分については、感じるというよりは周りが説明する
三歩の人物像はつかみにくいかもしれない

でもこの映画は久美ちゃんが主役だからね?

これだけ描いたけど、
映画としてはひどい出来だとかそんなんじゃないの
岳の泣きや岳の楽しみ
…ではなかったなあ
ありがちというか
ありがちな感動ポイントのつくりだった
それは映画独特の久美ちゃん設定があって、
そこに拠ったのだと思われます

でも飽きずにみれます
映画はおおむね好評のようです

BECKよりは賛否両論じゃなく賛同が多いのでは~感触として

わたしはもろ手をあげて賛ではないですね

| おくやぷ | 2011/05/09 20:57 | URL | >> EDIT

No title

こんちは。

映画にガツンとやられた感はなかったんですが、原作未読で山に思い入れがない分、マイナスを逆に感じれなかったので、そこそこかなあという判断でした。なるほど、言われてみれば三歩の行動に重みがないのか。ただ、精度が高い原作を読んでないからこそ、いろいろな物を抱えながらも、山を畏怖の対象としてのみの見方をしない三歩にチャランポランっぽさも含めて「こういう人がいてもおかしくなさそう」というリアル感を感じました。リアルな人間は完璧じゃないし、時に無理と分かってても勇み足をしたりするからです。

大きなマイナスをみんなが気づかない事で評価が高いのかもしれないけど、それは作品にとってはラッキーな事なのかもしれない。

| ふじき78 | 2011/05/09 21:27 | URL | >> EDIT

>ふじき78さん

映画として、
悪いと思わないんですよね

感想はだらだら長く書いたわりに←
最後に書いた通り、「普通」なんです
普通に泣き所があり、普通にみられる
2時間飽きずに
苦痛じゃない
苦痛な映画もありますからねえ…

そうですね
すごくぶっちゃけると、

これが岳って思われるのはやだなあ

これですかね
勝手な気持ちでいうとこれ

でもまあ読んでなければ思わないことでしょう
映画のできは悪くないし、こき下ろす気はないのですよ

というかですねー
本編をやる前に久美ちゃんのスピンオフをみた気持ちです!

| おくやぷ | 2011/05/09 21:39 | URL | >> EDIT

こんにちは

原作に思い入れがありそうですね~(^^)

>でも、この映画は、三歩のすごさが伝わらない
私は原作を知らないけれど、これに尽きると思いした。
解説を読んですっごく納得。
映画を見ても原作に興味を持てなかったけれど、説明読んで、漫画を読んでみたくなりました(笑)
まぁ、三歩ってキャラは強いて例えるならルフィっぽい感じがしたので、実写は難しいそうで小栗君には同情的ですがw

| たいむ | 2011/05/10 20:30 | URL | >> EDIT

>たいむさん

こんばんは

思い入れありますねー

この映画、悪くはなく(普通で)
生死ものとしては泣けるつくりで
とてもありがちにできは悪くない

三歩の描写が足りない、というのは、本文中の理由ですが
結局、原作にないエピソードを盛り込んでそちらをメインにしたから足りなくなったと思うのですよ
描ききれない、というよりは、最初からあまり原作をトレースする気がなかったつくりに思えます
たいむさんの言われるように、あのキャラはちょっと難しい
山のような男性じゃないと←とても抽象的な喩です。広く、おおらか、厳しく、優しく
映画は救助エピを盛り込んだため、山の楽しさ、山の良さを表現するエピがほとんどなく、ここも岳の良さを消してただの救助もの映画となっている部分と思われます
最後にいう、また山に~にかかる部分が少ない
原作は淡々と骨太ですが、映画はキャッチャーだ

あと、野田チーフと三歩は山岳部同期なのですが、
映画だとひとまわり以上年齢が離れていてツーカーである部分もいまいち伝わりませんです
組織と個人がどうしてあれだけ連携とって交わっているか…という部分もあまり描いてなかったです
通常、ひとまわりも齢が離れていると、山の経験的に野田チーフからみれば三歩はひよっこでしょう
小栗さん演じる三歩に、山経験があまりないように感じてしまう
それでも野田チーフや周りの者が認め、すごいといわれる三歩
あそこまで絶大的な信頼を寄せるなら三歩のすごい描写をセリフだけじゃなく画でいれないと嘘くさい
だから三歩が荒唐無稽なスーパーな人に感じるのは、それは映画の描写が足りてないのです

本来ならばあの二人の中間くらいの年齢で同じ年、が理想で、
映画の20代の小栗さんと40代の佐々木さんでは設定上の辻褄不整合にかかってしまう改変どころで説得力に欠けました
変更したことによりうまく噛みあってない部分に思えます
設定を2時間で詰め込むのは確かに大変です
でも無いエピソードをいれるくらいなら入れられるんじゃないかと

小栗三歩が無茶をやるようにみえる部分も
例えてみますけども、
3歳の子にフルマラソン走れといえばそりゃ無茶や!となりますよね
15歳の陸上部員の子ならできるかも…となり、
間寛平なら楽勝やろ!となる
それは、各人の能力をこっちが掴んでいるから同じことをやっても無茶と思ったり思わなかったりするわけで
映画の三歩は能力が掴めないんですよね
わからん人です

原作をトレースすればこんなに突っ込みどころは多くなかったはず
でも違うようにつくりたかったのでしょう
結果、ありがちなウケのよさそうな凡庸な作品となりました
映画「剱岳」、素晴らしかったですけど、
あれも最後の旗でオメデトとのころは映画用に付け足してますし、(原作にはないシーン)
映画用のエピを入れることがだめと言ってるわけじゃないんですお
ただ本当につくりたい同じ方向を、制作者(出演者も含めて)が向いていたな…と感じる「剱岳」
「岳」は~あんまりそう思えないかなあ

まあ一例でですね、
おお振りなどはかなりきっちり原作をトレースしたアニメでした
あれは、原作通りにやろうという気持ちもあったかもだし、
良いものを目指すと自然と原作に拠ったのではないか
と思うところもあり

今回の映画は、「岳」としての良さは出てないと思います

よく海猿と比較されますねこの作品
海猿も原作、ドラマ、映画、ともにみていますが、
原作だけを比較すると方向性は違っています
海猿は純然たる救助ものですが、岳は救助もありますがそれは山に関わる中のひとつ、つまり山ものなんですね
なんだかメディアにして味付けするととても似ている感じになりました
海猿の二匹目のドジョウ狙いなのかなー

映画は悪くない出来(普通←くどい)

でも、この映画を以って「岳」と思われること
所詮漫画が原作だからと言われること
映画がダメならこの映画のダメなところをただ評価すればいいと思うわけで
読んでもいない原作を貶すのはやめて…と思うくらい
この作品には思い入れがあります

この辺はかなりいやです
メディアの効果っておそろしいですねー

まあでも
それで原作を読んでくれる気になる人がいたらもうけー
嬉しい^^

| おくやぷ | 2011/05/11 01:50 | URL | >> EDIT

ハァイ♪

ぷサン燃え尽きるほどヒートネv-15
ぷサンの言いたぃコト、伝わるョ
けぃこも原作読んでみたくなっちゃった☆v-263
何巻出てるのv-236
今ネ~w
寿準備なのv
ホントはぷサンにも参加してもらいたぃナ
ペンタブなおったのかしら。。

| けぃこ | 2011/05/11 20:24 | URL | >> EDIT

>けいこちゃん

はーいお元気〜
ぷさんは風邪中(>ε<)
最近寒かったから
昨日は最高18度、最低3度
日本一寒暖差のある土地の特性をいかんなく発揮
発揮せんでもいいのに(^∇^)

震えるゼリーハート
伝わった?
よかた

岳は現在、14巻まで発売中
いいよ
みてケロ

寿でぷさんに何をさせたいのw
ちみなんか企んでるやろw

ペンタブはね、崩壊したまま
だからあまり描いてないよ
ペンタブ当たんないかなー ←応募もせずに言ってみる

寿頑張ってね(^∀^)ノ

| おくやぷ | 2011/05/12 20:00 | URL | >> EDIT

こんにちは

TB&コメントありがとうございます!!

おくやぷさんのレビュー激しく同感!
そうそうモヤモヤしていた部分、そこが引っかかったんだよーっていうのが解りやすく言葉になっていて「そのとおり!」でした。

>無邪気を演じているように感じる
そうなんですよねー小栗旬くんは大好きな俳優さんなのですが、飄々として軽そうだけど懐の深い三歩にはまだまだだったかなぁと(汗)

あのバラバラなエピソードを繋ぎ合わせ一つのストーリーを作るのは難しいのでしょうけど、ちょっと残念な気分でした。
あ、でも登山苦手(学生以後自発的に上ったことはないですが)な私でも、この映画見たら山に登ってみたくなりました!!

| hito | 2011/05/13 10:17 | URL |

まったくもってそのとーり!、

この映画は「岳」...のような映画だよねw

ホント、やぷちゃんの書いてる通りだよ
もうこの映画は「岳」じゃないサ

原作を読んでいて胸にしみてくるような感情が、映画を観てて全然わいてこない

ホントこの映画は原作とは全然違うし、だからといって出来がそんなに悪くもないね
(良くもないが)
それも原作好きとしては腹立たしい部分であるw
やぷちゃんだけでなく、
俺自身もブログでどんなに原作と違う部分をつついてみても、つつき足りず、
(好きな漫画が原作だからつつきたくはないのだが)
それでいて映画の設定や山に対する甘さにガックリとする

主役は三歩でなく久美ちゃん...
もちろん主役は久美ちゃんだけどw
所がだ、
その久美ちゃんの成長物語...のようでいて、実は成長の過程の描写もない
年月の流れ方も山の季節を少し入れてるだけだからどのくらい経ったのかワカラン
なのに久美ちゃんは成長している風...がしかし命令無視してド素人な事をする
三歩の描写がなさすぎるもの確かだけど(というか全然ないもんねw)
久美ちゃんの成長記とするにも描写が足りなさすぎる
主要登場人物のほとんどの設定がヌルいよ
原作と違うなら違うでしかたのない事でもあるが、それを別にしても設定が甘い
違う作品としてもヌルい
「岳」をヌルく描いて欲しくないのに原作の設定も、一番「岳らしい部分」も無視してるクセに
映画の出来もヌルい

山の出番も少ない!w
三歩の日焼けは初心者の日焼けだ!山にいる奴ぁ年中真っ黒だ!w
隊員の中に色白がいる!w

あー、もうどんなに書いても書ききれん!←

最後に一つw
個人的によかったのは、一番最初の出だしのシーン
登山者が快晴の中、きもち良さそうに歩くシーン
そしてその彼が「また来ちゃいました」と照れるシーン
ここが一番「岳」だ!w

そしてネルシャツの胸の「長野県警山岳救助隊」の文字がイイっ!!w
(二つ目←w)

| nada | 2011/05/13 22:47 | URL |

あ、そうそう、

で、
やっぱ小栗クンは忙しくてスケジュール開いてなかったんだよ<想像>
だからああいう脚本なんだよ<想像2>
(そして三つ目←)

| nada | 2011/05/13 22:56 | URL | >> EDIT

>hitoさん

これを岳として観るともやもやするんですよね~(>д<)

三歩がやること
三歩がやらないこと
それは原作をみているから感じることなのでしょうが、
三歩はこんなことはしないな…という部分が気になって

映画だけ観たとして、
ラストのクレバスにダッシュして飛び込むところも
彼が中の状態を確認しないであんなことをするでしょうか
原作の三歩ならしない
じゃあ映画の三歩は?というと、
映画で描こうとしていたのは「山のエキスパート」ですから
山のエキスパートもあんなことはしないと思うのですよね
要救がいたらどうなるんだ
その上に落ちたりしたら

原作でやらないようなことをやらせて、
それが映画だけ観た人に、
漫画でもこんななのかな…と思われるのはいやです
久美ちゃんも然り

ひょうひょうとした部分のプッシュが強かったですね
でもその裏にある強さ、大きさ、そうそう、懐の深さ
その辺がわかりづらい掴みにくい人でした映画の三歩
あとわたしは、安定感、安心感も感じられなかったなあ…
三歩の実力がよく掴めないので、「あいつがいる」って言葉に漫画のように納得できなかったです

原作と映画を別に考えたとしても、
組織の描き方も好みじゃなかった
あの辺り、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、谷川岳などなどを担当する救助隊は、
日本の最高峰の救助隊と思うのですよ
要請件数が桁違いです
図らずも、経験値を積んでしまう
そんなプロフェッショナルたち

だから、日本で一番レベルの高いはずの山岳救助隊が、
漫画ではしっかり描かれているのに、
映画では感情に流されて隊長の命令を無視するようなぬるさと緩さで描かれていたこともいまいちでした
もう一度いいますが、漫画ではしっかり描かれているのにね!

なので映画だけ観ててもわたしはおそらく、ん~?となったと思います
原作も読んでいるとなおさらですよね

でも山をみれたのはよかったです^^

山荘のおばちゃんや牧さんはとても合っていたと思います

映画の効用としては、岳の原作がもっとたくさんの人に広まるといいですね
というか、読んでほしい

| おくやぷ | 2011/05/14 06:59 | URL | >> EDIT

>nadaさん

たまたま
この映画を観た後に、最新巻の14巻を読んだんだよね

そうしたらさ、
救助を打ち切る判断の描写

そして、ナオタと三歩の話

なんかが載っててね
つくづく思ったよ

ストーリーを変えてるから
ないエピソードをいれてるから
こんなに気になったりモヤモヤしてるんじゃない

根本が違うんだよ
山岳救助というものに対する普段からの意識の持ち方
これは救助隊側の話
だから盛り上げやすかったかもしれないけど、
久美ちゃんをというか誰でもさ
あの救助隊の中の誰でも、あんな命令違反をさせるとおかしいんだよ
もう岳じゃない

そして三歩
飄々とした部分だけをプッシュしてもただの能天気な人なんだよ

映画の改変はあるよ
変わってても受け入れようと思うよ
好きな作品だもん
でも、元が描かれてないのに変えるなら岳を使わなくていいよね
BECKのときも思ったこと
あれはさ、歌わせないからこそ、BECKになった
歌わせたらあんなに叩かれない、もっといい青春バンド映画になったかもしれないね
でもそうすると、BECKじゃなくていいわけだ
そんな冠いらない
原作を使うなら、原作の魂をかえてはダメ
改変するのは師匠の言うとおり、元を表現できてからって思う

地元長野の人にいうのは僭越ですけどもさ、
日本で非常にレベルの高い山岳救助隊をああいう描き方されるのはホントがっくしくるよ

それが、
突っ込みどころがあるのは映画で改変したせいなのに、
所詮漫画が原作だからねーなんて言われた日にゃ
岳って言わないでほしい、となる

電王も時空てっちゃん電王にすればいいと思うし、
岳はスパゲティ大盛り女子物語かなんかにすればいい

あの、山の良さ
また山においでよ
またきたよ
あの辺がもっとあるとよかったな
他の登山者がピークを踏む描写もなかったしね

やっぱさー
シーンのつぎはぎ感を多く感じるのは
山に実際いて撮れた期間が短いからなのかね?
剱岳と比べちゃ酷か…

映画の岳を話し出すとどうしても長くなる
これは避けられない運命なんだよ、ドク!ペプシ飲むかい!

ジョーズはパート17まで上映されてるよ!!

| おくやぷ | 2011/05/14 07:24 | URL | >> EDIT

師匠

じっくり時間をかけられなかったという事情をなんだか感じてしまうね…

ところで、

(そして三つ目←)

これなに?

三つ目のいいとこ?

どこね?

和登さんのことか!
和登さんいいよねー(*´д`)=3

| おくやぷ | 2011/05/14 07:27 | URL | >> EDIT

TBありがとうございました

はじめまして。
TBありがとうございました。
原作の漫画のことは何も知らずに見ましたが、やけにつっ込みどころ満載で、どうなんだろう?と思って見ました。
でやはり一番強く感じたのが、三歩がなぜに優れた技術を持っているのかの裏打ちがなかったこと。
このレビューを読ませてもらって、よーくわかりました。
作ってる方が自己完結してしまってて、わかっているもんだという思いがどこかにあったように感じます。
それは監督としては、未熟な面かもです。
コミックを読む予定はなかったのですが、興味がわいてきました。
目から鱗です。ありがとうございました。

| sakurai | 2011/05/15 20:07 | URL | >> EDIT

>sakuraiさん

こちらこそ、TBありがとうございます^^

観てからしばらく、感想を読んでまわり、
突っ込みどころがある、という感想を目にしました
そして多くが、「漫画が原作なのでいいませんが」や「映画(創作)なので細かいことはいいませんが」
とあり、
実はこの中身がわたしの知りたい部分なんですね
省略したところが知りたい
「どこが」突っ込みたかったのか
sakuraiさんの感想はきちんと「ここが疑問」、とかかれてあって、
なるほどなあと思いました

どうして突っ込みどころが知りたいか

と言うとですね、
そこは映画の部分なのか原作の部分なのか知りたかったのです

わたしはもともと原作を読んでいるので、
どんなにフラットに観ようとしても、原作ありきで映画を観ています
だからsakuraiさんの言われたように、
>作ってる方が自己完結してしまってて、
>わかっているもんだという思いがどこかにあったように感じます。
この部分がどうしてもあると思うのですよ
自分にも、そして制作側にも

そう思いつつも、
やはり映画として突っ込みどころがあると思いますこの映画は

わたしの一番、(おかしい…)と思った部分は、
雪崩の直撃を受けて三歩が生きているところです

そのほかの、性格の違い、エピソードの違いなどは、
違うものを描こうとしたのかもしれないので、
不満ではあるけれど、(おかしい)ではないのです

あれを見ると確かに三歩は超人すぎます
でも雪崩のところは、原作にはないシーンなんですよね
というか、久美ちゃんがロープを切るシーンもないし、
命令違反するエピも無いし、
久美ちゃんの父が救助隊の隊長で亡くなったというエピもないのですが
ないないづくし

それと、三歩は原作では人を救えないシーンが多くあります
今回の映画は救ったエピを寄せたので余計に超人にみえますね

でもこれ、
映画は映画で
納得のいくように描写すべきだと思うのですよ

変えるなら
変えた世界の中で納得させなければならないと思います

あと原作の話になりますが、
三歩のテクニックについては、荒唐無稽のものではないと思います
実行可能だと思います
山岳ファン、救助隊の方もファンに抱えるこの原作
作者さんは違いますが、同じく日本の組織を描くものとして、
目組の大吾という消防漫画も以前にあり、これは完全なるエンタメでそこが楽しく、カタルシスがある非現実的な描写でしたが(それもまた作品の在り方と思います)
この岳は、実現可能なことを描いています

ただそのノウハウや技術を映画で表現していないので、
突然現れて、突然助けることのできるスーパーマンにみえてしまっているなあという印象です
描写が足りないなと

映画で改変をすることには否定的ではありません
あることだ、と思います
ただ、エンタメのために、
ウケがいいように
と、原作を改変してゆくと、
世の中には似たような作品ばっかりあふれてしまうだろうな…と憂います

わたしはもう既にその部分には飽き飽きしているので、
今回の岳には期待をしていたのですが、
メディアで味付けすると海猿のような作品になってしまい、
似て非なるものだなとつくづく思った次第です

でも映画だけみたら
突っ込みどころはあっても、
そんなにひどい出来だ!ではないんですよね
描写足りないけど、2時間飽きないでみれるし、そこそこ
山はきれいだし

原作についていろいろ書きましたが、
これも、わたしが思う「岳」です
原作を読んでも、所詮漫画…と思う人は思うかもしれません
でも、もし機会があって、読んだなら
映画で抱いた疑問は晴れるかもしれません

ほんと、自分の目で確かめるしかないですもんね
映画も小説も漫画も

コメントありがとうございました( ´∀`)


| おくやぷ | 2011/05/15 22:30 | URL | >> EDIT

こんばんは

原作に対する熱い想いが伝わってきます。

わたしは原作を読んでいないので、何とも言えませんが、救助ドラマとしては中の上かと思います。

まさみちゃんの新人の癖に上司の言うことを聞かない、小栗旬が雪崩れ直撃でも不死身なのは何だと思いましたが。

それより変だったのは、蔵之介が「よし全員で救助に行くぞ!」です。誰か残っていなくていいのかよ?と。

| バラさ☆バラさ | 2011/05/16 01:49 | URL | >> EDIT

>バラさ☆バラさ さん

長くてなにをいいたいのやら!と我ながら思うほど長く書きましたが、とりあえず熱さが伝わったら本望です

自分も、ただ映画だけをみたら、
突っ込みどころはあるけど普通かな、と
そういう感想だったと思います

これを岳としてみるのは複雑な想いです

この映画の三歩はかなりスーパーでさらに軽めなテイスト
久美ちゃんのできるできる詐欺にも参りました

そうだ
みんなで出かけてましたね
好意的に考えれば、もう残る当番が決まっていて、
それ以外のみんなで行くぞという意味なのでしょうか

わたしはフラットにこの映画をみれてないので、
ややいじわるです
ややいじ
略さなくていいですかそうですか


コメントありがとうございました( ´∀`)

| おくやぷ | 2011/05/17 05:16 | URL | >> EDIT

こんばんわ

久美ちゃんにちょっと人間的魅力が足りませんでしたね。
ほんと、命令違反多すぎ。
それで1人でヘコんでってねぇ~。
もう少し大人になりましょうねって言ってあげたかったですよ。

| にゃむばなな | 2011/05/17 18:18 | URL |

>にゃむばななさん

こんばんは( ´∀`)

個人なら気持ちはわからなくもないです
でも組織だから
実力ない段階でどうにもできないことばかり違反してましたね

この命令違反をさせるところで組織の描き方もあまーくなっちゃうんですよなあ…

長沢まさみちゃんはがんばっていたと思うのですけど!

ともかく、世にあふれた感じの作品になったなと思ってしまいました

TB&コメントありがとうございました!

| おくやぷ | 2011/05/17 18:27 | URL | >> EDIT

 こんにちは、拙ブログにTBとCTありがとうございました。
 おくやぷさん雪崩体験をしてみたのですかΣ( □ ;)そんな体験コーナーがあるのですね。山にくわしいおくやぷさんの記事読んでいて楽しかったです。
 山の事故。これは起こらないで欲しいと思いますね。助けに行く方はさらに危険だったりしますから。
 あと、山は天気が変わりやすいのが怖いです。今年行った奥飛騨はもう4月なのに猛吹雪でどか雪。それでも山を歩く人達がいるのには驚きました…。しかし、バスで下界に降りたら雪は1つも降ってませんでした(笑)
 あと、こちらからTB送ろうとしているのですが、おくやぷさんの記事のURLが捕まえられない状態になってしまいました。何か操作しくじったのかもしれません。(-ω-;)ヽ
 また後日再チャレンジさせてください。

ではでは

| 愛知女子 | 2011/05/21 13:11 | URL |

>愛知女子さん

こんにちは~

あるんですよナダレンジャー
科学館で、雪国という特性がその装置を設置させたのでしょう…

奥飛騨の記事みました
景色が全然違ってすごい!
やはり標高の高い山は違う

北海道は標高の高い山はあまりないのです
でも、面積はかなりありますね
大雪山連峰などは神奈川県くらいの大きさで連なってます
あと、標高が低いけど気温自体が低いので永久凍土があるですよ
日本ではあとは富山と富士山だけですね
岳はいつもと違った山々がみれて、ほんとそこは見どころと思います
標高の高い山は裾野の雰囲気がまったく違ってみてて楽しいです
そうそう、
北アルプス空中散歩
NHKで深夜ずっと山だけ流してましたよね!
わたしもあれ好きでぼーっとみてました

この映画の中にちらっと出てましたけども、
気軽にタクシーのように救助を呼んで、久美ちゃんが怒るシーン
あそこは原作にもあるところで、要救はもっと懲りてない描写でした
それでもそんな想いをしても「山においでよ」って三歩のセリフが響くわけで、
映画はやはり三歩の描写が足りていないと思います

TBはお気になさらず
またありましたらよろしくお願いいたします

| おくやぷ | 2011/05/21 15:04 | URL | >> EDIT

失礼します

救助の職務に従事している者です。
映画をみて一般の方はどのような感想を持つのかが気になり、検索して辿り着きました。
あの命令違反は物語上と思ってくれればいいのですが・・・確かに喉につかえたものがあります。
創作とはいえあれはない、と言い切っておられるこちらの感想をみて嬉しくなり、つい書き込みさせていただきました。
通常は山岳ボランティアより先に救助隊が救助を打ち切ることはないですね。
原作の三歩には説得力がありますが、映画にはなかったと思います。
救助隊は表だち役に立っている、と主張するものではありませんが、こちらのようにわかっていただいているとモチベーションの維持にも繋がります。
プロフェッショナルと言っていただいた言葉に恥じない仕事をしたいと思います。
ありがとうございました。

| 通りすがり | 2011/05/25 17:24 | URL | >> EDIT

>通りすがりさん

書き込みありがとうございます

自分はドキュメントをみたり、ニュースをみたりからの想像でしかない立場です
それでも救助隊の方々をさげるような描き方はやめてほしいと思いました

まったくの荒唐無稽なものを描く分野とは異なると思うのですね
それらしく
リアルらしく
そこを装いたいのに
なんだか詰めが甘い
ファンタジーではない設定なのになあ…と

原作も読まれているのですね
原作についても山の関係者の方々はどのように感じているか、
とても興味のあるところです

これからもお仕事がんばってください
表立たなくともその存在を頼もしく思い、尊敬しています

コメントありがとうございました!

| おくやぷ | 2011/05/25 23:24 | URL | >> EDIT

うん、

読んだよ14巻

とっても「岳」らしい一冊だったねw
これでこそ「岳」(当たり前w)

つくづく、
山のよさ、大きさ、怖さ
人々の気持ち
「岳」にはたくさん描かれている

なのに!
なのにだ!
映画の方は山もチョロリで
キャラも??で
救助も???

改変ってレベルじゃないよねコレ
三歩はスタローンにやってもらえば良かったんだw
久美ちゃんはアンジェリーナジョリーだw

映画だからハデにするのもわかるけど、
変えちゃいけない部分をこの映画は真っ先に変えているように思う
これじゃハリウッド版ドラゴンボールと一緒だよw

漫画には出てこない救助隊やボランティアの人達が多く出てきて、
「おーー!」なんてシーンが何度もあるのに
いざ山のシーンには誰も全然出てこねーしww
どんだけ低予算なんだよw
人気俳優さんに予算使い過ぎだよ
本末転倒

非常に残念な結果と(以下省略)


マーティ!
フリーなんてのは通用しねーんだ!
電話帳も破いちゃなんねーぞ!

いつの時代もジャガイモはある

| nada | 2011/05/26 12:05 | URL | >> EDIT

>nadaさん

14巻いいよねー
よかったわ
わたしは泣くけど、ふたりは決して涙を流さない
うん、と穏やかな顔で話す
そのときがんばれよって言ってそこで終わりじゃない
ずっと続けて見守ってきたことが時を経てナオタの気持ちを消化して
言葉だけじゃなくそれを見守っていた三歩のふたりの関係が
…よかったよー
うむ、よかった

山はね、
師匠は長野のお人だから
いつも見てるし、もっと直で感じてるし
物足りないのでは…
わたしは普段見れない山をみれたのは嬉しかったなあ
ただ、山で撮ってないだろうシーンは確かに物語の随所にあったね
時間とか予算とか

夢みたいじゃない
映画はさ
そんな事情考えながらみるのは興ざめ
あとから考えたりはするけどね

スタローンになったら自分で自分の腕縫うで!
でもそういう、ぶっ飛んだ設定でやってる映画じゃないよね
ぶっ飛んでたらぶっ飛んでるでその世界観をきっちりみせてくれれば楽しめる
でも岳は原作自体がそういう話じゃない
映画は中途半端なんだよなあ…

鳥山明さんくらいになれば、一筆かけるかもだけど、
なかなか言えないよね
原作者がネガティブキャンペーンなんて
ものすごい軋轢うまれる

「おせん」という漫画があってさ、
これは数年前にドラマ化されたの
そのときに、この作者のきくち正太さん
ものすごいストライキしたのよ

ちょい抜粋
>原作者であるきくちは、このドラマを見た際
>「原作とのあまりの相違にショックを受けたために
>創作活動をおこなえない」として連載を突如告知なしで中断した。
>作者本人はこれについて、
>作品とは作者にとって子供のようなもので、
>その子供が嫁に行き、
>「幸せになれるものと思っていたら、
>それが実は身売りだった」と語っている

実際石塚さんがどう思っているかは公式発言がないのでわかりゃせん
でもさ、ここまではなかなかできないよ
不満があっても真っ向対決する気じゃなきゃ飲み込むだろうと思う

映画のできはそんなに悪くないんだし…
でも岳じゃないよなー

これ観て原作読んでくれんべか
そこをなんとか

ヘイドク!
コメント嬉しいよありがとう!

未来は自分の手で変えられるよな!

ポテトらいすっき~

| おくやぷ | 2011/05/27 20:37 | URL | >> EDIT

こんばんは♪

コメントありがとうございました

おくやぷさんの原作愛が非常に詰め込まれてる記事、読ませていただきました。

>要救助者のところまで辿り着くことよりも、
>その後、要救助者をつれて帰ることのほうがもっと大変で
これ、確かにそうですね。見つけて、それから
その部分が抜けちゃって、麓に辿りついちゃってましたね
所詮は映画なので、漫画原作を忠実にされているとは思いませんが、思いいれのある方なんかだと、色々気になっちゃう部分があるんでしょうね
私は原作未読なので、山岳救助の話なのかと単純にエンタメ作品として楽しむことが出来ました
一応警察組織の中での命令違反はさすがに実際にはないとは思いますが、そういうのも話を盛り上げるために必要だったのでしょうね

映画での主人公は久美ちゃんだと思いました
三歩は、ほんとそのまんま「山」で、山のまま。そこにいるのが当たり前のような、狂言回しのような立場なのかなと。
ただ、長澤まさみさんの演技は今までよりも自然体でいい感じでしたね。小栗旬さんも高所恐怖症なのに頑張ってたと思います。

| maki | 2011/11/21 18:01 | URL | >> EDIT

maki さん

こんばんは^^

> 所詮は映画なので、漫画原作を忠実にされているとは思いませんが、思いいれのある方なんかだと、色々気になっちゃう部分があるんでしょうね

そうですね
改変がいやなのではないのですよね
同じ山もの…ということでは剣岳も変えていましたし(わたしは小説ファンで観にゆきました)
映画にはエンタメ性も必要である、と思っています
わたしが我慢ならなかったのは「突っ込みどころがあっても漫画だから仕方ない」
これにつきます
この映画は改変したところが突っ込みどころに直結してますので、
漫画をもし読んでいっているのならその突っ込みどころをおしえてほしいほどです
まあ例えば、ドラゴンボールエボリューションをみてここまで書かないわけですよ
みんなあの映画の突っ込みどころを漫画のせいにはしないでしょう
それくらいの知名度がありますし
なのでヒートアップして記事を書きましたが、普通にエンタメとしてみれる映画でした


> 私は原作未読なので、山岳救助の話なのかと単純にエンタメ作品として楽しむことが出来ました
> 一応警察組織の中での命令違反はさすがに実際にはないとは思いますが、そういうのも話を盛り上げるために必要だったのでしょうね

ここは、「岳」として気になったところでもありますし、最近の傾向として気になる部分でもありました
「海猿」もそうなんですが、実際、ハラハラする救助はいい救助じゃないと思うのですよ
でも、盛り上げるためには…という傾向がある
結果、似たようなものがあふれているなとは感じます
原作が違ってもなぜか映像にしたときに似る、という傾向
空へ -救いの翼 RESCUE WINGS- http://okuyapu.blog.fc2.com/blog-entry-118.html
という映画作品の感想でも書いたのですが、好みにもよるけどわたしはハラハラしない救助の方が好きですね


> ただ、長澤まさみさんの演技は今までよりも自然体でいい感じでしたね。小栗旬さんも高所恐怖症なのに頑張ってたと思います。

はい、それは思います
頑張っていたなと

ちなみに岳の最新巻では山で起こった二次遭難に対する組織としての処分が描かれていました
たんたんと、それも映画のような重大な命令違反じゃないものに対しての処分です
それでも責任をとる、という部分が
わたしには映画での責任のとり方に対する原作者の考えを示していたように思えました

コメントありがとうございました!

| おくやぷ | 2011/11/21 18:26 | URL | >> EDIT















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評価:★★★★☆【4,5点】(14) もの凄いことを、いとも簡単に!しかも楽しいそうに!!!

| 映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜 | 2011/05/08 23:54 |

岳-ガク-

公式サイト。石塚真一原作、片山修監督、小栗旬、長澤まさみ、佐々木蔵之介、石田卓也、市毛良枝、渡部篤郎、矢柴俊博、やべきょうすけ、浜田学、鈴之助、尾上寛之、波岡一喜、森 ...

| 佐藤秀の徒然幻視録 | 2011/05/08 23:11 |

岳 -ガク-

人気コミック「岳 みんなの山」を原作に、山岳遭難救助をリアルに描いた 山岳ドラマ。高度な山岳技術を持ち、山の恐ろしさを知る主人公には原作を 愛読していたという小栗旬がふんし...

| だらだら無気力ブログ | 2011/05/08 23:01 |

岳 -ガク-

2011/05/07公開 日本 126分監督:片山修出演:小栗旬、長澤まさみ、佐々木蔵之介、宇梶剛士、光石研、中越典子、市毛良枝、渡部篤郎 生きる。標高3,190m 気温-25℃命は、命でしか救えな...

| 新・映画鑑賞★日記・・・ | 2011/05/08 22:50 |

岳 -ガク- [監督:片山修]

山岳映像に全てのエネルギーを注ぎ込み、それ以外はできるだけ安く上げた感じの映画。山の映像は美しく、原作の様々なエピソードをうまくまとめた物語にじんわり泣けたりはするが、...

| 自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ | 2011/05/08 19:47 |

岳 -ガク-

岳 -ガク- 監督:片山修 出演:小栗旬/長澤まさみ/佐々木蔵之介/石田卓也/矢柴俊博/やべきょうすけ/浜田学/鈴之助/尾上寛之/波岡一喜/森廉 内容:島崎三歩は、世界中の山...

| シネマDVD・映画情報館 | 2011/05/08 17:05 |

岳 -ガク-

監督は片山修 原作は石塚真一の同名人気漫画。 小栗旬の主演で映画化、 山岳ドラマ、 そしてヒューマンドラマです。 山を心から愛し、 登山者の命を守る、 山を知り尽くした山岳救

| 花ごよみ | 2011/05/08 13:23 |

岳 -ガク- ULTIRA版/小栗旬、長澤まさみ

東宝のお姫さま映画です(笑)。コケるわけにはいかないからでしょうか、テレビでのプロモーション活動がここ最近目立ってましたね。何故か食べてばかりいる長澤まさみさんでしたけ ...

| カノンな日々 | 2011/05/08 12:40 |

岳-ガク‐ (試写会)

漫画が原作だからか、主人公はちょっと現実離れしたスーパーマンでした。 三歩(小栗旬)は世界の山々を踏破して、今は北アルプスで山岳ボランティアをしている「山バカ」。地元の

| まてぃの徒然映画+雑記 | 2011/05/08 11:07 |

2011年5月1日 『岳』 よみうりホール

本日の2本目 『岳』 を試写会で鑑賞です。 (今回はyaplog!さんの招待です。 感謝!感謝!) 【ストーリー】  世界の巨峰を登り歩き山をこよなく愛する島崎三歩(小栗旬)は、山

| 気ままな映画生活 | 2011/05/08 08:52 |

岳 -ガク-

試写会で見ました。山岳救助隊のお話です。私は、小栗君も長澤まさみちゃんと一緒の、

| うろうろ日記 | 2011/05/08 08:42 |

まほろ駅前多田便利軒/岳 -ガク-

最近観た邦画2本まとめて。 上映時間はいずれも2時間越え。 しかしながら、体感時間には大きな差があった。

| あーうぃ だにぇっと | 2011/05/08 07:03 |

映画 「岳 -ガク-」

映画 「岳 -ガク-」

| ようこそMr.G | 2011/05/08 03:57 |

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